症状
ヘルペス脳炎では、一般的な脳炎と同様に発熱を呈することが多いですが、他にもけいれん、意識障害、構音障害などを認めます。
特に成人が単純ヘルペス脳炎を発症すると、側頭葉や大脳辺縁系に強い炎症が生じることも多く、こうした部位における障害を反映して人格変容、幻覚、妄想などの症状も呈します。新生児においても発熱、けいれん、意識障害などを認めます。また哺乳力の低下や活気低下、易刺激性などを認めることもありますが、これらは単純ヘルペス脳炎に特異的な症状ではないため、見過ごされたり他の病気と間違えられたりすることもあります。
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