検査・診断
単純ヘルペス脳炎が疑われる場合は主に以下の検査を行います。
画像検査
脳の状態を評価するために、まずはMRIまたはCTによる画像検査を行います。画像検査の結果、ウイルス性脳炎の特徴がみられる場合には、単純ヘルペス脳炎の確定診断を待たずに抗ウイルス薬による治療を開始します。
髄液検査
髄液を採取して細胞の数や病原体の有無などを調べる検査です。
単純ヘルペス脳炎では、髄液中の単純ヘルペスウイルスの存在、リンパ球の細胞数などの成分を調べることで、確定診断につなげることができます。なお、初回の髄液検査の結果が正常だった場合でも、時間をおいて再検査を行うことがあります。
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