原因
原発性胆汁性肝硬変は、肝臓の中にある胆管という小さな管が免疫学的なメカニズムによって破壊されることにより引き起こされます。
胆管には、消化吸収になくてはならない胆汁と呼ばれる液体が流れています。原発性胆汁性肝硬変では、肝臓内の胆管が自己免疫によって破壊されてしまいます。その結果、胆汁がうまく流れなくなってしまうため、胆汁が肝臓内に止まり、慢性の肝内胆汁うっ滞状態となります。
原発性胆汁性肝硬変は、中年期以降の女性に多い病気であることも知られていますが、なぜこのような反応が生じるのかは完全には明らかにされていません。
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