治療
アデノウイルスに対する抗ウイルス薬は開発されていないのが現状です。そのため、咽頭結膜熱を根本的に治す方法は現在のところありません。治療は、発熱に対する解熱剤、のどの痛みに対する鎮痛剤、目の渇きに対する目薬などそれぞれの症状を改善するための対症療法が主体となります。
咽頭結膜熱は重症化することは少ないですが、乳幼児などではのどの痛みが強いために十分な哺乳ができずに脱水に至るケースもあります。そのような場合には点滴治療が必要になることも少なくありません。
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