治療
以下のような場合、手術で袋を切り取ることを検討することがあります。
- 息苦しさなどの症状がある場合
- 周辺の臓器を押している場合
- 破れて問題を起こしそうな場合
- 気胸を起こしている場合
など
生まれつきの嚢胞性肺疾患の場合、妊娠中に診断がつけば生まれてから治療の計画を立てるため、小児外科医のいる施設での精密検査が望ましいといわれています。
手術は胸を大きく切って行う開胸手術ではなく、胸に小さい穴を開け、細い器具を入れて手術を行う胸腔鏡手術が増えています。
感染症がある場合は、抗生物質や痰を取る薬を使います。感染症を繰り返す場合も手術の適応になります。
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