ししゅんきそうはつしょう

思春期早発症

最終更新日:
2023年03月29日
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2023/03/29
更新しました
2017/04/25
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症状

思春期早発症は通常よりも思春期が2~3年ほど早く開始される病気です。

男児の思春期は通常、11~12歳前後で開始します。9歳までの精巣の大きさの増大、10歳までの陰毛の出現、11歳までに声変わりや腋毛(わきげ)・ひげがある場合に思春期早発症を考えます。

女性では通常、10歳頃から思春期が開始します。思春期早発症では7歳半頃までの乳房の発達、8歳までの陰毛や腋毛の出現、10歳半までの初潮を指します。

注意すべき点は、思春期早発症を発症すると男女ともに性ホルモンの効果で一時的に身長が伸びるものの、成長が早期に終了するため最終的には低身長になることです。また、周囲との体の違いが目立つようになることから学校などでの社会生活に支障をきたすケースも少なくないとされており、心理的・社会的な問題も伴いやすくなります。

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