検査・診断
急性大動脈解離は、生命に関わる病気で緊急手術が必要な場合もあるため、迅速に診断を行う必要があります。全身状態を維持できることを確認したら、すぐに頚部から骨盤までの、造影剤を用いたCT検査(造影CT)を行います。この検査によって大動脈解離があるのかどうかを診断することができます。
治療方針の決定のためには、どこの大動脈の内側から血液が動脈の壁の中に入って裂け目を作ったのか(エントリー)を見極める必要があります。
そのほか、臓器障害が起きていないかどうかを確認するために、心電図検査、超音波検査、血液検査などが合わせて行われます。
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