心膜には痛みを感じる神経が分布しているため、急性炎症を起こすと胸痛が現れます。急性心膜炎で生じる胸痛は、咳や深呼吸、横になることなどにより増強するのが特徴です。ウイルス感染症に合併することが多いため、発熱を同時にみることもまれではありません。
急性心膜炎では心タンポナーデや急性心筋炎といった重篤な合併症をみることがあります。この場合、全身倦怠感(けんたいかん)、失神、呼吸困難などを呈することがあり、最悪の場合死に至ることもあります。
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