治療
治療方法は、原因によって異なります。
炎症性腸疾患が原因となっている場合には、ステロイドや免疫調節剤などを用いた治療が検討されます。過敏性腸症候群では、薬物療法に加えて、食事療法や運動療法なども取り入れられます。感染症が原因となっている場合には、病原体に効果の期待できる薬物を用います。
慢性下痢では、対症療法的(原因ではなく症状に対する治療)に止痢薬を用いることがありますが、原因によっては病状を悪化させるため使用には注意が必要です。
また、脱水が起きている場合には、経口補液や輸液の適応についても検討します。
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