検査・診断
慢性前立腺炎の診断方法は確立されていないため、患者さんの症状や状態に合わせた検査が選択されるのが一般的です。
“NIH慢性前立腺炎問診票”や“国際前立腺症状スコア”などを用いた問診や、尿検査や前立腺超音波検査、血液検査、直腸診などが行われるケースがあります。
一般的に、直腸診にて肛門に指を入れ、前立腺の腫れや押した時の痛みを認める場合には前立腺炎と診断されますが、慢性前立腺炎では前立腺が腫れていないこともあります。このような場合には、尿道から前立腺液を採取して炎症細胞の有無を確認することで診断できる例もあります。
また、細菌感染の場合には性感染症の検査も行われます。
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