原因
慢性活動性EBウイルス感染症は、EBウイルスに感染することを原因として発症します。EBウイルスとは、皮膚症状などを起こすヘルペスウイルス科の一種で身近なウイルスであり、多くの日本人が感染しています。 このウイルスは、唾液を介して親から子ども、キスを介して感染します。EBウイルスは、一度感染すると生涯体内に潜み続けますが、普段はウイルスが活性化することはなく症状は現れません。
EBウイルスは、リンパ球の中でもB細胞と呼ばれる細胞に感染します。しかし、何かしらの原因でB細胞以外のT細胞またはNK細胞という別のリンパ球にまで感染・増殖することがあり、免疫力の低下で慢性活動性EBウイルス感染症を発症します。慢性活動性EBウイルス感染症では、EBウイルスが慢性的に活動化することになりますが、その詳細なメカニズムは明らかになっていません(2019年4月時点)。
また、理由は明らかではないものの地域性も指摘されています。慢性活動性EBウイルス感染症は、日本・中国・韓国といった東アジアに患者さんが集中している点も特徴です。
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