症状
傷が生じた部位に痛みや出血、腫れなどが生じます。感染が組織の奥深くまで波及すると、痛みの増強や関節の動かしにくさ、発赤・腫れの拡大、熱感などが生じることもあります。また、膿が傷口から出てくることもあります。
また、状況によっては、狂犬病や破傷風などが引き起こされることもあります。
狂犬病を発症すると1~2か月ほどの潜伏期間を経た後、発熱や吐き気、疲れやすさなどの症状が出現します。その後病状が進展し、最悪の場合には死に至ります。
破傷風では、数日から数週間ほど経過した後に、口があけにくい、食べ物が食べにくい、などの症状が出現します。狂犬病と同じく生命を脅かす可能性のある疾患であり、早急な対応が求められます。
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