ざめつしょうこうぐん

挫滅症候群

別名
クラッシュ・シンドローム,圧挫症候群
最終更新日:
2020年08月31日
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2020/08/31
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

挫滅症候群を発症する方のなかには、救出までは意識もはっきりしており、比較的元気に話すことができる方もいます。そのため、圧迫を受けていた方が救出されたときには、医療者が積極的に挫滅症候群を疑って検査を行なうことが重要とされます。

挫滅症候群を発症している場合、血液検査などを行なうと、以下のような所見がみられることがあります。

  • 高クレアチンキナーゼ血症(通常1万~数万IU/l以上になるといわれます。)
  • 高ミオグロビン血症
  • 高カリウム血症
  • 低カルシウム血症
  • 高リン血症
  • 代謝性アシドーシス:血液のpHが酸性に傾いている状態を指します。挫滅症候群では、血流が遮断されることにより筋細胞のなかに貯留した乳酸が、血流再開後、血管内に流入し、高度の乳酸アシドーシスをきたすことがあります。

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