りじょうきんしょうこうぐん

梨状筋症候群

最終更新日:
2024年06月25日
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2024/06/25
更新しました
2019/01/23
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医師の方へ

検査・診断

徒手検査を中心に、状況に応じて神経描出MRIや坐骨神経造影、造影CT検査などの画像検査、電気生理学的検査、診断的ブロック注射などを行います。

徒手検査

徒手検査では、股関節(こかんせつ)や脚を動かす、押すなどして梨状筋に一定の負荷をかけ、痛みやしびれを生じる範囲や、どのような状況で症状が強くなるのかを調べます。

画像検査

非侵襲的(ひしんしゅうてき)な超音波(エコー)、CT、MRIなどの画像検査を行い、梨状筋が厚くなっているか、坐骨神経が萎縮しているかを確認します。

梨状筋症候群と似たような症状が生じる病気として、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアなどが挙げられます。これらの病気と鑑別するために画像検査の結果を診断に用います。

電気生理学的検査

電気生理学的検査は、筋肉や神経に電気刺激を与え、その伝導速度や筋電位の反応から病気を調べます。検査にはさまざまな方法があり、痛みやしびれを引き起こす原因になっている部位の特定を目的とした“筋電図検査*”や、筋疲労の程度を調べる“反復刺激検査**”などが挙げられます。

診断的ブロック注射

痛みがある部位の神経付近に麻酔薬を注射し、痛みが遮断されるかを確認します。

*筋電図検査:手足の皮膚に電極を貼る、または専用の針を用いて直接筋肉に電気刺激を与え、筋肉や末梢神経の病気がないか調べる検査。

**反復刺激検査:皮膚の上から電極を貼り、その部分の筋肉を動かす神経を刺激して筋肉の疲労状態を調べる検査。

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