よこかわきゅうちゅうしょう

横川吸虫症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

横川吸虫症は、プラジカンテルと呼ばれる薬剤を内服することで治療します。プラジカンテルを内服した後、横川吸虫の排泄を促すため時間をおいて下剤も併用します。

治療は一回のプラジカンテル内服で完了し、大きな副作用を見ることもほとんどありません。しかし、妊婦さんに対して使用することの安全性は確立していないため、特に胎児の器官形成期に当たる時期には使用を控えることが推奨されています。

横川吸虫は日本においても見られる寄生虫であり、アユやシラウオなどに寄生している可能性があります。横川吸虫の感染性をなくすため、寄生リスクの高い環境で育った魚は生食せず加熱処理をする、-3℃で3日間魚を冷凍保存するなどの処置が重要になります。

メタルセルカリアは包丁やまな板などを介して他の食材にうつることもあるため、包丁やまな板などの調理器具の管理を徹底することも予防の上では重要です。

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