症状
機能性難聴では、耳の聞こえが悪くなっているという訴えがありますが、形態学的な検査や聴覚検査をしても原因を特定することができません。
また、検査を行うたびに耳の聴こえの程度が変動することや、学校検診を通して難聴の指摘を受けることもあります。
耳の聴こえの低下を訴えるため補聴器を使用することもありますが、実際には補聴器がない状態でもコミュニケーションが可能なこともあります。
また、耳の聴こえの低下以外にも、耳鳴りや耳の痛み、めまいなどの症状をみることがあります。
機能性難聴では、背景にストレス因子や実際的な利害状況が隠れていることもあります。こうしたことに関連して、うつ症状や不眠などの状況をみることもあります。
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