すいほうせいかくまくしょう

水疱性角膜症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

角膜内皮の検査法としては、以下が挙げられます。

  • 細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査
  • スペキュラーマイクロスコープ
  • 角膜形状解析装置(スリット式、光干渉式)

細隙灯顕微鏡検査は、鏡面反射法で角膜内皮面からの反射光を利用して角膜内皮細胞の形状を観察します。スペキュラーマイクロスコープは、鏡面反射像を用いた生体顕微鏡で、原理は細隙灯顕微鏡と同じですが定量化(数値化)できることが利点です。具体的には、角膜内皮細胞密度のほか変動係数や角膜厚などが測定できます。角膜形状解析装置(スリット式、光干渉式)は、角膜厚の分布を疑似カラー表示してマップ化できます。正常の角膜は、中央が薄く(約0.5mm)、周辺が厚く(約0.7mm)なっていますが、水疱性角膜症になると正常な角膜厚分布が崩れます。角膜形状解析装置は、角膜浮腫の部位が限局的か全体的かを検査することができるので、治療法の選択にも有用です。
 

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