症状
中央部は少し陥凹して萎縮し、辺縁は隆起を伴った円形のかさかさした皮疹が典型的です。皮膚病変の分布や経過で数種類の病型に分けますが、明確でないことも多いです。下記、参考程度として分類を記載します。
古典型(ミベリ型)
手足や顔面に小型の皮疹が左右対称に数個生じます。
日光表在播種型
特に日光に当たる腕や足の外側に小さな発疹が多数現れます。発疹が融合することもあります。
表在播種型
日光表在播種型とほぼ同様ですが、日光があたる部分以外にも発疹が現れます。
線状型
生まれたときから幼少期までの間に発疹ができ始め、線状・帯状に現れます。
掌蹠播種型
手のひらや足の裏に角化した小さな発疹が多数現れます。全身に拡大することもあります。
限局型
限られた部位に大型の発疹ができます。
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