りゅうこうせいかくけつまくえん

流行性角結膜炎

別名
はやり目
最終更新日:
2021年06月14日
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2021/06/14
更新しました
2017/04/25
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症状

アデノウイルスに感染してから、およそ1〜2週間の潜伏期間を経て角膜と結膜に炎症症状が現れます。

具体的には、眼の充血や目やに、ゴロゴロした眼の痛み、まぶたの腫れ、涙などがあります。初発時には片目の症状であっても、時間経過と共にもう片方の眼にも症状が現れることがあります。

角膜に炎症が生じた場合は、角膜の透明性が低下することもあります。角膜は、光を透過させ網膜に焦点が合うように光を伝達するという重要な役割を担っています。そのため、角膜性病変が強くなると、網膜への光の透過性が低下することになり、まぶしさや見えにくさを感じるようになります。

また、結膜に出血することもあります。そのほかにも、リンパ節(特に耳の前に存在する耳前リンパ節)の腫脹(しゅちょう)がみられることもあります。

特に新生児や乳児に流行性角結膜炎が発症した場合には、細菌の混合感染をきたすことがあります。この場合には、角膜穿孔(かくまくせんこう)(角膜に穴があいてしまうこと)を起こすこともあります。

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