いしょせいにんしん

異所性妊娠

俗称/その他
子宮外妊娠
最終更新日:
2022年01月05日
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2022/01/05
更新しました
2017/04/25
掲載しました。
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治療

異所性妊娠の治療には手術と薬物療法があります。どのような治療を行うかは異所性妊娠の部位や症状、妊娠週数などによって異なります。

手術

多くの場合は手術が第一選択となります。もっとも頻度が高い卵管妊娠の場合は、根治手術(付属器切除術、卵管切除術)、保存手術(卵管切開、胎嚢除去術)があります。これらは開腹手術や、より体の負担が少ない腹腔鏡下手術によって行われることが多くなっています。どのような手術を行うかは、妊孕性(にんようせい)(妊娠する能力)を温存させるかなどの希望や年齢などを考慮して選択されます。また、卵管破裂が起こっている場合など腹腔内での出血が多い場合は、輸血や輸液による全身状態を改善する治療と並行しながら行う必要があります。

薬物療法

メトトレキサートと呼ばれる薬を投与して子宮内容物を除去する方法です。外国では広く用いられている方法ですが、日本では異所性妊娠に対する適応がなく、手術によるリスクを回避したい場合など一部の状況で行われることがあります。

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