症状
白板症は粘膜の上皮の角化が亢進し、粘膜が厚くなることで白斑を呈します。一般的に周囲の正常な粘膜との境界は明瞭です。口の中の1つの部位にできる場合もあれば、多くの部位にできる場合もあります。
白斑の形態や大きさはさまざまで、表面が平滑な白斑やしわ状な白斑、一部がいぼのように隆起した白斑もみられます。また、紅斑(赤い病変)やびらん(粘膜の浅い欠損)を伴うこともあります。白斑のみの場合には、痛みがないことが多いですが、紅斑やびらんを伴うと接触痛や食べ物による刺激痛が生じます。
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