治療
真菌性眼内炎では、抗真菌薬の内服や点滴による治療が必要とされます。フルコナゾールやアムホテリシンB、ボリコナゾールなどの薬剤が検討されます。実際にどの抗真菌薬を使用するかは、原因となっている真菌の種類や薬の効き具合、患者さんの状況、目の中での感染の広がり具合などを考慮して決定します。
抗真菌薬による治療は、数週間から数か月間必要とされます。この間、抗真菌薬の副作用が出現していないかどうか定期的に確認されます。
そのほかの治療法としては、硝子体手術が適応となることも多いです。また、血管内カテーテルに関連して真菌性眼内炎が引き起こされている場合には、カテーテル抜去を検討します。
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