原因
真菌性眼内炎は、カンジダやアスペルギルスなどの真菌が目に感染することを原因として発症します。真菌が目に入る経路としては、コンタクトレンズや眼科的な手術などで直接的に目が損傷を受けてしまう場合(外因性)と、体の中で目以外のところに真菌が居座ってしまい、血液を介して目に真菌が運ばれる場合(内因性)の主に2つが知られています。
真菌性眼内炎は、免疫力が低下している状態で出現しやすいことも知られています。具体的には、ステロイド使用、エイズ、糖尿病、血液系の悪性腫瘍の罹患、化学療法治療、臓器移植などがリスク因子となりえます。
その他、長期間カテーテルを血管内に留置している場合にも真菌感染のリスクが高まります。この場合、真菌がカテーテルから侵入して血液に入り、真菌性眼内炎が発症します。
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