治療
神経障害性疼痛は慢性疼痛の中でも特に治療が困難な場合が多いため、治療では主にリハビリテーションや心理社会的治療(介入)などを通してADLとQOLの改善を目指し、薬物療法などは補助的に用います。
薬物療法では、一般に抗うつ薬として知られるアミトリプチリン塩酸塩やデュロキセチン塩酸塩、疼痛治療薬のプレガバリンが第一選択薬として用いられます。ただし、特に高齢者では認知障害などの副作用を起こしやすいので注意が必要です。
神経ブロック療法などの侵襲的な治療法が試みられる場合もありますが、持続的な鎮痛効果は少ないといわれています。
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