治療の経過
がんの部位によって異なりますが、多くの場合、治療期間は重粒子線治療で1~4週間程度、陽子線治療で2~8週間程度です。
重粒子線では週4回、陽子線では週5回の照射を行い、予定されている回数まで繰り返します。1回の治療時間は照射室への入室から退室まで15~30分程度、そのうち粒子線の照射時間は数分ほどです。
治療中は定期的に血液検査や画像検査を行い、治療の効果を確認します。基本的に粒子線治療の場合、体への負担は少ないため通院での治療が可能です。体調不良時には入院での治療を行う場合もあります。粒子線治療終了後は、定期的にCTやMRIなどの画像検査、血液検査などを行い、治療効果を評価します。
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