症状
粘膜類天疱瘡では、口腔内や目の粘膜などに繰り返し赤みや水疱などが現れます。水疱が生じた部位はやがてただれを起こし、跡を残しながら徐々に拡大します。
口腔内に症状がみられる場合には、歯肉が赤くなり、粘膜が剥けることが特徴です。一方、目の場合は両目に症状が現れるほか、瞼(まぶた)に水疱が形成され、失明するケースもあります。
また、口腔内や目の粘膜のほか、鼻粘膜や喉頭、食道、肛門、外陰部に水疱が形成されることもあります。比較的まれではあるものの、咽頭や食道に水疱が形成された場合には、飲み込みにくさ(嚥下困難)や呼吸困難がみられることもあります 。
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