原因
結核性脊椎炎の原因菌は結核菌です。気道から侵入した結核菌は、肺に病巣を形成したあと、リンパ液や血液にのって全身へと流れ、さまざまな臓器、骨、関節で二次病巣を形成することがあります。結核性脊椎炎は、結核菌が主に血液の流れにのって背骨に到達し、再活性化することで発症すると考えられています。
また詳しいメカニズムは明らかになっていませんが、結核性脊椎炎は結核の既往歴がない患者さんや、肺結核の所見がみられない患者さんにも起こることがあります。
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