治療
原因疾患と重症度により治療が異なります。縦隔内の空気は増量しなければ数日で吸収されるため、空気の貯留が少ない場合は治療の必要はありません。
特発性縦隔気腫は安静のみで治癒するものが多いです。呼吸困難、胸痛の強い場合は、対症療法を行いながら、原因疾患の治療を行います。咳に対して鎮咳薬と不快、不安に対する鎮静薬投与が行われる場合もあります。縦隔気腫に伴う静脈還流障害を認める場合は、皮膚に切開を行って縦隔内の空気を排出するドレナージ治療を行います。
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