原因
原因としてほかのけがや病気がなく、健康な方が何らかのきっかけで発症した場合は特発性縦隔気腫、ほかのけがや病気が原因となり発症した場合は続発性縦隔気腫と呼ばれます。
特発性縦隔気腫
原因となるけがや病気がない方でも、運動、咳、嘔吐、過度の発声などがきっかけとなり、肺の中でガス交換を行う肺胞と呼ばれる組織が破裂して縦隔気腫を発症することがあります。まれに明確なきっかけがなく発症することもあります。
特発性縦隔気腫は、痩せ型の若年男性に多くみられます。
続発性縦隔気腫
続発性縦隔気腫では、けがが原因となるほか、さまざまな病気が原因となり得ます。
けがが原因となる場合、交通事故や転落事故、刺し傷などにより気管や食道が傷つき、縦隔に空気が漏れていきます。
病気が原因となる場合、肺炎やインフルエンザなどの感染症が原因となります。
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