症状
群発頭痛は、数週間~数か月にわたり1回/2日~8回/日程度の頻度で“頭痛発作”が引き起こされます。頭痛は夜間や睡眠中に起こることが多く、発作は15~180分ほどで軽快しますが、突然目をえぐられるような激しい痛みと前頭部から側頭部にかけての締め付けられるような強烈な痛みに襲われるとされています。
また、頭痛発作が起きているときには、頭痛だけでなく目の充血や涙、鼻づまりや鼻水、瞼のむくみ、瞼の下垂(瞼が上がらない)、顔面の発汗などさまざまな症状を伴うのも特徴の1つです。さらに、発作時には落ち着きのない興奮した様子になるのも群発頭痛の特徴です。
群発頭痛は非常に強い痛みに襲われるため、発作が起こるサイクル中には気分の落ち込みや不眠など抑うつ状態に陥ることも珍しくありません。夜間の発作のため日中眠気に襲われるなど日常生活に支障をきたすこともあります。
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