検査・診断
老人性脂腺増殖症は、ダーモスコピーと呼ばれる特別な拡大鏡を用いて皮膚症状を詳細に観察することから診断されます。典型的なものの場合、特別な検査を追加することなく診断することが可能です。
見た目の変化から基底細胞がんなどの悪性腫瘍との鑑別が必要になることもあります。その際には皮膚組織の一部採取して病理組織検査を行うこともあります。
また、Muir-Torre症候群の合併が疑われる場合には、悪性疾患の存在を検討するためにも血液検査や便潜血検査、消化管内視鏡検査などの検査が検討されます。
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