治療
胆嚢ポリープの主な治療方法は手術治療ですが、全ての患者に手術治療が必要となるわけではありません。
手術治療が必要となるのは以下などの方です。
- ポリープの大きさが1cm以上ある場合
- 経過観察の過程でポリープが大きくなっている場合
- ポリープの茎が広い場合(広基性病変)
- 検査の結果、悪性であることが疑わしい場合(胆嚢がん)
手術治療
手術が必要と判断された胆嚢ポリープでは“胆嚢摘出術”を検討します。胆嚢摘出術にはお腹を切開して行う“開腹胆嚢摘出術”と、お腹に小さな穴を開けて内部を腹腔鏡で見ながら行う“腹腔鏡下胆嚢摘出術”があります。
良性で胆嚢がんの確率が低い場合には、より体に負担のかかりにくい腹腔鏡下胆嚢摘出術を検討することが一般的です。悪性である可能性が高い場合は、開腹胆嚢摘出術を検討します。
なお、手術で摘出した胆嚢は顕微鏡で詳しく観察する“病理検査”が行われ、その結果に応じて今後の治療方針などが決定されます。
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