たんのうてきしゅつごしょうこうぐん

胆嚢摘出後症候群

原因

胆石や胆嚢炎などで行われる胆嚢摘出術をきっかけとして発症します。

胆嚢周囲には膵臓や肝臓などが存在しており、これら臓器から分泌される消化酵素が消化管の中で適切なタイミングで食べ物と混じりあうためには、Oddi括約筋が適切にはたらく必要があります。

このOddi括約筋が手術によって硬く縮まることや、機能不全を起こすことが、胆嚢摘出後症候群の発症にかかわっていると推定されています。

また、胆管内の結石や内臓に分布する感覚神経の過敏性などが発症に関連するとも推定されています。

最終更新日:
2018年09月14日
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2018/09/14
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