安全カミソリやメスなどで肥厚した角質を十分除去します。鶏眼は芯の部分を深くえぐり取ることで圧痛が取り除かれます。角質軟化剤を含有した貼付剤は簡便であるためよく使用されますが、糖尿病患者や関節リウマチ患者では二次感染を生じる危険が高くなるので注意が必要です。また、イボの治療のときのように電気焼灼法や冷凍凝固療法を行うこともありますが、その後に生じる瘢痕(はんこん)の痛みの方が鶏眼の痛みよりも強いことがあるため、症例を選んで慎重に行うことが重要です。
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