検査・診断
脳幹出血が疑われる場合には、ただちに頭部CT検査が行われます。CTで脳幹部に白く映る血腫が認められれば脳幹出血とすぐに診断できます。
出血の量が少なかったり、症状の悪化がなかったりする場合でも、数時間程度空けてCTを再度撮像し、出血範囲が広がっていないかを確認します。その後も何度かCT検査を繰り返します。高血圧以外に、海綿状血管腫など血管形態異常や他の病変が疑われる場合には、造影剤を使って脳の血管を映し出すCTアンギオグラフィ検査やMRI検査なども行われます。
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