のうかんしゅっけつ

脳幹出血

最終更新日:
2024年10月23日
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2024/10/23
更新しました
2017/04/25
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症状

脳幹出血では、出血した部位の神経機能が障害されてさまざまな症状が出現します。

出血が少ない場合には、突然の吐き気や嘔吐、頭痛、息苦しさ、めまいのほか、物が二重に見える、うまく話せなくなる、物を飲み込みにくい、顔の筋肉や体をうまく動かせないなどの症状が現れます。脳幹出血は時間とともに急速に悪化することがあるため、これらの症状が現れたらすぐに救急車で病院を受診することが重要です。

脳幹には生命維持に重要な神経が集まっており、出血が広範囲な場合は意識障害や呼吸困難が現れ、命に関わることもあります。また出血した血液が脳幹の壁を越えて脳室*へ流れ込み、“閉塞性水頭症(へいそくせいすいとうしょう)”をきたして意識障害を引き起こすこともあります。

*脳室:脳幹の後部に存在する空洞で、脳室内は脳脊髄液と呼ばれる液体で満たされている。

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