症状
腹膜がんの特徴は早期段階ではほとんど症状が現れないことです。しかし、腹膜は腹腔内臓器を覆う面積の広い組織であるため、進行すると広範囲に転移や浸潤(がんが周囲の組織を巻き込むように成長すること)を引き起こします。そして、腹水貯留・お腹の張り・お腹や腰の痛み・消化管機能の低下による吐き気・嘔吐や便秘などの症状が見られるようになります。
また、腹膜がんの約半数は子宮の表面に播種や転移を起こし、なかには不正出血が見られることもあります。
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