症状
多くの場合は無症状ですが、膵嚢胞が大きくなった場合や膵炎がある場合、さまざまな症状が現れることがあります。
一般的な症状は、お腹や背中の痛みです。膵臓はみぞおちに位置するため、みぞおち付近から背中にかけて痛みを感じることがあります。
膵臓は消化酵素を分泌する重要な臓器であるため、膵嚢胞によって膵臓の機能が妨げられると、消化不良やお腹の張りなどの消化器症状が現れることがあります。これらの症状が続くと、栄養吸収の低下により徐々に体重が減少することもあります。
嚢胞が膵頭部にある場合、嚢胞が大きくなることで隣接する胆管を圧迫することがあります。この圧迫により胆汁の流れが妨げられ、胆汁が体内にたまることで、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が現れることがあります。
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