セルフケア
私たちのからだには免疫という防御システムが備わっていますが、かぜをひきにくくするためには、普段から感染予防を意識することも大切です。手洗い、「咳エチケット」の徹底、加湿、生活習慣の見直しなどは、日ごろから自分でできる感染症対策です。
正しい手洗いは、かぜの予防に効果的です。外から帰ってきた時や、食事前などに石鹸で手をよく洗うことで、手についたウイルスや細菌が体内に入るのを防ぐことができます。近くに水道がないときには、アルコールを含んだ消毒薬による消毒も有効です。
自分が周囲に病原体をばら撒かないようにするためには「咳エチケット」が重要です。咳やくしゃみをするときにはできるだけ人のいない方を向き、マスクやティッシュなどで鼻と口を覆うことで、ウイルスなどが飛び散るのを防ぐことができます。また、マスクをつける際には隙間のないように鼻と口を覆い、使用済みのマスクはむやみに触らず密封して捨てることも大切です。また、免疫の機能を保つためにバランスのよい食事を心がけるようにしましょう。適度な睡眠をとったり運動をしたりして、リラックスすることも大切です。
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