しぜんめんえき

自然免疫

最終更新日:
2021年10月15日
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2021/10/15
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自然免疫には好中球、マクロファージ、樹状細胞などの食細胞、好酸球、好塩基球、マスト細胞などの顆粒を持った細胞やNatural Killer(NK)細胞があります。以下では、自然免疫がはたらく主なメカニズムについてご紹介します。

異物の認識と排除

自然免疫は異物に特徴的な分子構造を認識する「病原体センサー」を持っており、このセンサーのはたらきによって侵入してきた異物や異常の生じた自己の細胞を速やかに認識します。また、異物を攻撃したり、食べたりすることによって排除します。

獲得免疫への橋渡し

しかし、異物のなかでも自然免疫ではうまく対処できない可能性があります。そこで今度は獲得免疫が対象となる異物に対して攻撃をします。

自然免疫に関わる細胞には病原体の情報を取り込み、獲得免疫の仲間である「ヘルパーT細胞」や「キラーT細胞」に伝える役割があります(抗原提示)。このようなはたらきをもつ細胞を抗原提示細胞といいます。抗原提示細胞から情報を受け取ったヘルパーT細胞は「B細胞」に抗体を作るよう促し、抗体で異物を攻撃します。またキラーT細胞は、異物に感染した細胞を見つけて攻撃します。

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