原因
良性石綿胸水の原因は、アスベストと呼ばれる物質の吸入です。アスベストとは、天然の繊維状けい酸塩鉱物の総称です。石綿と呼ばれることもあります。
日本では、アスベストが、建材(保温・断熱材など)などさまざまな工業製品に使用されていました。しかし、健康被害を考慮し、日本では2006年よりアスベストの製造・使用等が全面的に禁止されています。
アスベストを原因とする病気には、潜伏期間を経て発症するという特徴があります。良性石綿胸水は、アスベストの吸入から数年〜数十年後に発症するといわれています。
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