治療
基本は経過観察
良性石綿胸水では、基本的に経過観察が行われます。良性石綿胸水の多くは自然に胸水が消滅するため、治療を必要としないケースもあるからです。
また、胸水が消滅した後も、発症から1年程度は悪性腫瘍の可能性を確認するため、経過観察を続けることが多いです。
たまった胸水を抜く治療
自然に胸水が消滅しない場合には、胸水を抜く治療が行われることがあります。
胸水を抜く治療では、注射針によって胸水を抜きとります。胸水を抜いたぶんだけ肺が広がり、呼吸しやすくなる効果が期待できます。
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