治療
虚血性視神経症では、非動脈炎性と動脈炎性とで以下のような治療が行われます。
非動脈炎性虚血性視神経症
現状、非動脈炎性に対しては有効な治療法がなく、両目の視力障害の発症を抑制する方法も確立されていません。そのため、基本的にはリスク因子である動脈硬化のコントロールなどが行われます。
動脈炎性虚血性視神経症
動脈炎性では、視力障害が急速に進行するため、できる限り速やかに副腎皮質ステロイド薬が投与されます。初発時にステロイド薬を用いて適切な治療が行われた場合には両目への発症を抑える効果が期待できますが、無治療の場合には視力障害が両目へと及ぶ可能性があるため早急な対応が必要です。
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