検査・診断
虚血性視神経症が疑われる場合には、視野検査や画像検査、血液検査などが行われます。
視野検査では、検眼鏡と呼ばれるライトの付いた拡大鏡を用いて、目の奥やその周辺の組織を観察して視力障害の程度を調べます。
巨細胞性動脈炎などによる動脈炎性が疑われる場合には、血液検査によって体内の炎症反応の有無などを調べます。また、側頭動脈の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる生検を行うこともあります。
巨細胞性動脈炎の症状がまったくみられない場合などには、頭部MRIやCTなどの画像検査を行い、視神経を圧迫する腫瘍の有無などを調べます。
このほか、睡眠時無呼吸症候群の症状がみられる場合には睡眠中の脳波やいびき、心電図、動脈血酸素飽和度などを調べる睡眠ポリグラフ検査を行うこともあります。
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