症状
挫滅創は、皮膚やその下層の皮下組織や血管が離断するきずであることから、痛みや出血を伴うことがほとんどです。
重症例では、神経や筋肉、腱が断裂したり、骨折が生じたりすることもあります。損傷が及んだ組織によっては、足の指の曲げ伸ばしが難しくなったり、感覚が鈍くなったりすることがあります。
以上は皮下組織まで大きな損傷が及ぶ例ですが、皮膚のみが開放性に損傷している例では、重い症状を伴わないこともあります。
なお、どのような程度の足趾挫滅創であっても、きず口が開いているため、雑菌などによる感染を起こすリスクがあります。受傷後は、適切な治療や洗浄などにより、きず口を保護することが大切です。
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