どんてきがんがいしょう

鈍的眼外傷

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

外傷性散瞳

数週間以内に自然に治ることもありますが、根本的な治療法はありません。眩しさ対策にサングラスや特殊なコンタクトレンズを装用することがあります。

水晶体脱臼

水晶体が完全に脱臼しているときには角膜障害を引き起こすことが多いため、水晶体摘出手術を行います。

眼窩骨折

複視の自覚症状が強い場合にはCT検査も参考にして手術を検討します。手術では骨折部分から脱出した眼球付属組織を元の位置に戻します。複視症状が少ない場合は数か月で自然に治ることもあり、手術を行わずに自然治癒を待ちます。

未成年者の場合で受傷直後から強い吐き気と複視症状を伴う場合には手術時期が遅れると複視の後遺症が強く残ることがあり、緊急的な手術治療が必要です。


眼窩骨折は病名に「骨折」という単語が含まれていますが、その治療目標は骨折を治すことではなく、眼球運動を回復させて複視症状を治すことです。そのためには適切な時期に適切な治療を受けることが大切です。
 

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