検査・診断
陰茎にイボが生じる病気は、陰茎尖圭コンジローマ以外にもいくつか知られています。これらの病気との区別を行うために、イボのできた部位や数、大きさ、色、盛り上がり具合などを評価することがとても大切です。
陰茎尖圭コンジローマを診断するためには、ヒトパピローマウイルスに感染していることを確認する必要があります。そのため、病変部位の一部を生検によって採取し、顕微鏡で観察することがあります。また、PCR法と呼ばれる方法を用いて、ヒトパピローマウイルスの遺伝子を証明することもあります。
また、陰茎尖圭コンジローマは性感染症としての側面を有しています。陰茎尖圭コンジローマ以外にもHIVや梅毒、クラミジアなども同じ経路で感染する病気です。したがって、陰茎尖圭コンジローマ以外にもこうした病気に感染していないかどうか、血液や性器周辺から得られた検体を用いて検査することがあります。
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