原因
電撃傷の原因にはさまざまなものがあります。
- 配電盤工事などの労災事故
- 凧や釣り竿の送電線への接触
- 家庭内での事故(子どもがテーブルタップをなめるなど)
- 川、海、浴室における防水機能が十分でない電気機器の使用
- 雷に打たれる
- 落雷した建物などの近くにいたことで電気が人に飛び移り感電する(側撃雷) など
配電盤工事などの労災事故が多いとされています。一方で、家庭内でも電撃傷が起こる可能性があります。特に子どもはさまざまなものを触ったり口に入れたりするため、注意が必要です。また、水を介した感電も多いです。海や川、浴室などで、防水機能が十分ではない電気機器を使うことは危険が伴います。
また、雷によって受傷することもあります。雷が直接人体へ落ちると(直撃雷)、約 8 割が死につながるとされています。また側撃雷(高い建物に落雷したとき、近くのものに雷が飛び移る現象)で死亡するケースもあります。落雷の危険があるときには、木や建物のそばに立つのは避け、屋内や車内などに避難することが望ましいです。
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