症状

顎骨骨折では、腫れや出血、痛みのほか、咬み合わせの異常や口を開けにくいなどの症状が生じます。骨折の部位によっても症状が異なりますが、顔の変形や目、鼻、耳、脳などにも影響が出ることがあります。また、歯が折れたり、脱落したり、位置がずれたりすることも多くあります。

下顎骨骨折

下顎骨骨折の特徴の1つは、咬み合わせが悪くなることです。また、しびれなど感覚の異常や、口を開きにくくなる、口の開閉時に痛みが生じるといった症状もみられます。さらに、顔が変形したり歯並びに影響を与えたりすることもあります。また、介達骨折(かいたつこっせつ)といってぶつけたところから離れた部位(顎関節など)が骨折することも少なくありません。そのため、適切な診断を受けることが大切です。

上顎骨骨折

上顎骨骨折においても、咬み合わせの異常が生じます。そのほか、口を開きにくくなる、上顎が不安定になる、顔が変形するなどの症状がみられます。

上顎骨は顔の中心にあるため、周囲の骨も共に損傷していることが多くあります。損傷の場所や程度により症状も異なりますが、しびれなど感覚の異常、鼻の変形、目の異常などがみられることがあります。

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