しょくどうひじょうひせいしゅよう

食道非上皮性腫瘍

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

検査は画像検査や血液検査が主体となります。

画像検査

食道の病変を調べるために、食道造影検査と上部消化管内視鏡検査、CT検査が行われます。食道造影検査では陰影の欠損が見られ、内視鏡検査では腫瘍による食道粘膜の盛り上がりが確認できます。しかし、非上皮性腫瘍は正常な粘膜の下に存在するため、小さなものは見逃されることも多く、良性か悪性かを判別するために超音波内視鏡検査で粘膜下の観察を行うこともあります。

CT検査では、食道内の腫瘍の確認だけでなく、大きさや周辺組織の圧排、他臓器への転移を評価することが可能であり、食道の外壁方向に成長した腫瘍の判別にはCT検査でないと発見できないものもあります。明らかな良性腫瘍である場合を除いては、造影検査や内視鏡検査と併せてCT検査が行われることが多いでしょう。

血液検査

血液検査は主に悪性が疑われるときに行われますが、貧血、肝機能などの全身状態のチェックに役立ちます。また、各種腫瘍マーカーを調べることで悪性の可能性を考慮する手掛かりにもなります。

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